01 / ABOUT THE PLACE
この一軒について。
京都・円町周辺でアジアの香りに浸りたいとき、シンガポール料理店「バビルサ」の献立は心強い選択肢になります。看板メニューのひとつである海南鶏飯は、しっとりと柔らかく火入れされた鶏肉に調味料を合わせて楽しむ一皿で、滋味豊かなスープとともに箸が進みます。麺料理なら、干しエビの出汁とココナッツミルクのコクが太めの麺に絡む新加坡ラクサも見逃せません。
スペアリブ入りの漢方スープにご飯が付く肉骨茶(バクテー)は、肉の旨味が溶け込んだスープをご飯に浸しながら味わうのが醍醐味です。また、日替わりで提供されるビリヤニにはアチャールやライタ、カレーが添えられ、ふわりとしたバスマティライスに多彩なスパイスのアクセントを重ねて食べ進める楽しみがあります。
食後の時間には、アジア圏ならではの甘味や飲み物が控えています。中華揚げパンの油条を冷たいアイスに添えた「カヤアイスと油条」やカッサータ風ヨーグルトアイスは、スパイス料理のあとに心地よい余韻を残してくれます。爽やかな香りのカルダモンコーヒーや練乳を入れたコピなど、喫茶の選択肢も充実しています。
店内は1階のテーブル席に加えて2階にカウンター席が設けられており、一人でも気兼ねなく食事をとりやすい落ち着いた空気があります。店主が一人で丁寧に調理を行っているため、時間には少し余裕を持って訪れ、立ち上るスパイスの香りをのんびりと待つのがこの店に馴染む過ごし方です。







